車内で鳴るチャイム等を集めたページ


特急列車とかに乗っていると、始発駅を出た時の車内放送などの冒頭にチャイ ムがなることがあります。ここではそのようなチャイムをいくつか集めて提供 しています。

国鉄時代は、在来線の特別列車なら「鉄道唱歌」をアレンジしたもの。東海道 山陽新幹線なら「ドミソド」。客車と気動車にはそれぞれのもの。というよう に、決っていたのですが、民営化されてからいくつか変化が起きてきました。
例えば、今思いつくだけでも、

なんていう感じのものが思い浮びます。
ここでは、この若干影の薄くなってきたもの、新しいもの適当にひっくるめて 並べています。

なお特に表示していない物はこのページの製作者が作ったデータです。サイズ がえてして異様な大きさを伴っています。ご注意ください;-)


また、客車のオルゴールの内機械式のオルゴールを使用したもののデータと四 国の気動車で鳴らされているオルゴールのデータは長崎大学の樋田 史郎さんから御提供 頂きました。樋田さんのコメントと一緒に紹介させていただきます。

簡単な index

このファイルも段々管理が面倒になってきたので、適当に index を振ってお くと :-)

国鉄時代から使用されているもの

電車特急などで使用されているもの

鉄道唱歌のオルゴール(183系 で録音)
鉄道唱歌のオルゴール(165系 で録音)(あさぎり@東京BBSさん)
なんだかんだ言っても、一番聞く機械の多い、鉄道唱歌のオルゴール です。
ただ、最近では、採用されない車とか、国鉄時代から使われていたオ ルゴールとは違って電子オルゴールを使用したりするもの(北海道のスーパーホワイトアローに使われ ている 785 系とか)、ぜんまい式のオリジナルのものを聞く機会 もかつてに比べると減ってしまいました。

もうすぐ、国鉄時代に製造された車両が本格的に引退する時期になる でしょうから、後10年くらいすると、もう聞くことの出来ない曲になっ ているのかもしれません。


気動車で使用されているもの

気動車のオルゴール
気動車の車内放送で用いられることのあるオルゴールです。このような オルゴールは車内放送用のマイクの下にオルゴールが付いていて、車内 放送をする前にそれをならしてなっています。気動車と客車では違うオ ルゴールが付いています。ちなみに、普通列車にしか用いられない車両 でも気動車では付いています。これはかつて普通列車用の車両でも急行 として運転したことがあったりしたためでしょうか?

ところでどうしてもこのオルゴールは完全に曲を鳴らし切ってくれませ ん。どうしても直前で終ってしまうのです。そのためこれも最後の一音 が欠落しています。

JR四国 の気動車のオルゴール
(以下樋田さんのコメント)
高松発宇和島・高知行きの夜行ディーゼルカーが在った頃の録音です。 キハ65で録音しました。

(以下植田のコメント)
10年程前(87年暮)に四国に行ったときも、たしかなんだかオルゴール が鳴っていたような気がします。で、そのころから鳴っていること、 それと高松発の夜行が存在している時期に録音されているということ を併せて考えると、国鉄四国総局時代から使用されているものと推定 したので、一応国鉄時代の方に入れてみました。間違っていましたら、 ueta@pixy.issp.u-tokyo.ac.jpまで御連絡下さい。


客車で使用されているもの

客車が日本全国から消えつつあるという現状から、ついここには気合いがはいっ てしまいました :-)
なんか、良く聞いてみるとゼンマイの締め具合だけでは説明出来ない違いがあ るような気がしてきはじめました。もしかして、このオルゴールって単純に機 械式と電子式という二元論で扱ってはいけないのでしょうか?
国鉄客車列車の放送前チャイ ム
国鉄の客車列車の案内の前に鳴らされるチャイムです。ついこの間まで、 東北とか山陰とかでは必ずと言っていい程聞くことが出来るものだった のですが、気がつくと客車が随分珍しくなってしまった関係から、 「青春18きっぷ」で使用できる定期列車という制限をつけると、98 年 3 月現在では青函間の列車と、久大本線でしか聞けなくなっているよ うです。筑豊本線の 50 系はクーラーをつけた時に、このオルゴール を撤去したそうです。
このチャイムは 12 系客車で録ったもので、電子音で鳴らされるもの になっています。どうも今まで乗ってみて把握した感では、(現存して いる)12 系客車は基本的に電子オルゴールを使用したものになってい るようです。
国鉄14系客車のオルゴー ル
(以下樋田さんのコメント)
「国鉄客車列車の放送前チャイム」の機械式の物です。15年ほど前、 14系座席車(サロンエクスプレス東京)で録音しました。
#背景にガキが・・・(-_-;)

(以下植田のコメント)
サロンエクスプレス東京は登場当時、偶然品川駅で一般公開されてい る場面に出逢ったことがあり、ちょっととした思い出がある車です。 最近、この車再改造されたようですが、豪華さを売りにする車ではな くなったようです。(この車はバブルが始まる前に登場した車ですが) バブルの時代の寵児が次々と姿消していっている、一つの象徴のよう な気がします。


快速「海峡」に使 用されている 14 系客車でとったオルゴール
このデータと以上に書かせていただいている樋田さんから提供された データから判断するに 14 系客車では、チャイムはオルゴールを利用 しているようですね。
快速「海峡」に使 用されている 50 系客車でとったオルゴール 1
快速「海峡」に使 用されている 50 系客車でとったオルゴール 2
以上の二つは 50 系客車を利用した快速「海峡」号で録音したもので す。これから判断するに、(現存する)50 系客車には電子オルゴールを 塔載したものと、機械式オルゴールを塔載した車輛の 2 種類があるよ うですね。う〜ん、なかなか奥が深いものです。
ただ、現在青函で使用している車輛は、そろそろ更新の時期を迎えて いるらしいので、この 50 系客車や 14 系客車もそろそろお役目御免 となりそうです。そうなると、この妙に奥深い状況も過去のものとな ってしまうんでしょう。
特急「なは」号で 使用されている客車で録音したオルゴール
大阪から九州の鹿児島方面に向かう特急「なは」で録音したものです。 この列車には 24系客車以外に 14 系客車もつながっているのですが、 そのいずれかから鳴らされたものだと思います。車掌さんが検察する ことなどを考えると、おそらく 24 系客車の方から鳴らしたものでしょ う。ということは、24 系客車に使用されているオルゴールは電子式と 判断していいのかな?
ちなみに、「なは」や「あかつき」は座席車が付いているのでとても 助かりました。この座席を使用すれば、九州までの特急料金が 3,000 円以下ですからね。東京から東北とか東海道・九州方面に走る特急に も是非ともこのような車輛をつなげて欲しいのですが、全然つながり ませんね…。以前八甲田とかが走っていたことを考えると、夜行バス 対策としていくら料金を下げても、利用者がそれほどいないんでしょ うね…。そういうところでは、いくら対策をうっても空回りするだけ だから、手を出さないのも已むをえないんでしょうが…。

新幹線で使用されているもの

新幹線のぞみ号で東京駅な どを出た時に鳴らされるチャイム
のぞみ号放送時になる チャイム
のぞみ号では使用されるチャイムがひかりやこだまの時とは違ってこの ような音楽がならされます。やっぱり最高速度が違うということで新た に音楽を作ってしまったのでしょう。ちなみにこの音楽は 300 系がひ かりなどとして走っている時にはならされません。そういう時は下の音 楽が流れます
東海道山陽新幹線でひかり号 こだま号で東京駅を出たりした時になるチャイム
東海道 新幹線東京駅到着時の放送
東海道新幹線放送前にならされ チャイム
冒頭にかいたように、これは 1987 年に国鉄が分割民営化されて、新 会社の JR 東海が発足した時あたりから新幹線でなるようになったチャ イムです。
新幹線開業25年の時に、JR 東海の CM の BGM として使用されていた ので、東海道山陽新幹線のテーマ曲とかの一部なんでしょうか。
上越新幹線の車内放 送前に鳴るチャイム
上越新幹線の放送前になるメロディーです。
今年(97年)9月に仙台から帰るとき、わざわざ大宮で乗り換えて、収録 したのですが、その乗換の駅、予想通り、そういう目的でわざわざ東 京を目の前にして降りるような人は他にはいなかったらしく、なんだ か上りのホームは列車が去った後は、上毛高原みたいに寂しくなって いたのがちょっと印象的でした。
やっぱり東海道新幹線って、大変な数の利用者がいるんだな、と実感 しました。
東北新幹線の車内 放送前に鳴るチャイム
東北 新幹線の車内放送前に鳴るチャイム(クーラーを使用しない 98 年 3 月にとったもの)
山形新幹線が開業した時から、東北新幹線で車内放送前に鳴らされる ようになった、メロディです。
余談になるのですが「こまち」も、やっぱりこれと同じメロディが使 用されているのでしょうか。
さらに余談になってしまいますが、個人的にこのメロディは非常に気 にいってます。北千住で使用されているものは、このメロディの一番 綺麗なトレモレの所をカットしてしまっているので、なんか抜けてい るな〜、と常々感じます。

そういえば、97年10月のダイヤ改正から、東北上越新幹線の列車の名 称が変更が行なわれ、「とき」と「あおば」がなくなり、変わりに 「たにかわ」と「なすの」になるんですね。
さらに良く見ると、各駅停車の「あさひ」が出来たり。
「あおば」を無くして、「なすの」に統合するなら、「なすの」も止 めて、(つまり地域名をやめて)別の名称にしたほうが良いような気が しますし、上越新幹線も「あさひ」一本にしたほうが良いような気が するのですが。
このような列車名を採用するのは、車両との対応とかが背景にあるの でしょうかね。(とくにあさひ)


JR 発足後から使用されているもの

以下では、JR が発足してから利用されるようになったものは ずのもの ;-)を書いておきます。

JR 北海道

98 年の 3 月の末にどたばたと北海道に行ってきた時の悪あがきです :-)
そもそもこの時期に行くこと自体悪あがきの際たるもの :-)
津軽海 峡線開業10周年記念行事「ドラえもんの海底列車」のドラえもんのア ナウンス
1998 年 3 月で開業 10 周年を迎えた津軽海峡線で 3 月から 10 月く らいまで、快速「海峡」が「ドラえもん海底列車」となって走ります。 その列車では、列車の端々でドラえもんが話してくれたりします。そ のドラえもんによるアナウンスが流れる時のチャイムです。
なお、この放送自体は函館駅に到着する前に流れるものをとったもの で、ドラえもんによって「バイバイ」という放送が流れているわけで すね :-)

ちなみに、この列車あちこちにドラえもんのキャラクターのシールが はってあるのですが、それを見る子供の感心はやっぱり他の車輛とは 違いますね。車輛を見ている子供は、大体一様に喜んでいるようでし た。自分が小学校一年だったころを考えてみると、その心境はとても 良くわかりますが。
つらつらと考えるに、やっぱりドラえもんは偉大ですね。アニメのサ ザエさんのように、変に「常識」をかざしたりせずに、素直に楽しめ ますから。

ただ、海峡線の厳しさは年を追うごとに深刻化しているようです。 そもそもの維持費の高さ、さらに開業してから 10 年ということで迫っ てくる設備の更新。それと裏腹に進行する利用者の減少。収益の少な い JR 北海道では、ともすればこれだけ重要な施設が「お荷物」とし て見られてしまっている現状は非常に悲しいものがあります。
しかし「重要だから我慢しろ」というわけにも行かないのも事実なわ けで、なんらかの打開策が打つしかないんでしょう。旅行先で聞いた アイデアは非常に面白いと思いました。

「青函間の JR 東日本への帰属」
開業から 10 年。厳しさを増す北海道経済とかの現状を考えると、一 蹴してしまうには惜しいアイデアだと感じました。技術的には、第 1 種鉄道事業者免許と第 2 種鉄道事業者免許とかいう風に分類して行な うのでしょうか。とにかく、日本の交通体系のデザインから見た時の 海峡線の位置付けと、それに対してのJR 北海道の負担については見直 しが必要なんじゃないかとは強く思いました。
今のままじゃ、一生懸命働いている JR 北海道の社員の方々の努力が 報いきれませんよね。いくらなんでも、南部縦貫鉄道みたいに「将来の 新幹線の夢にかけろ」とは言えませんし。

ところで、これだけ子供に人気のある列車なのに、蟹田を越えてしま って津軽線に入るとドラえもんの放送が無くなったりするのは、あま りにも御粗末にじゃないでしょうか…。

「スー パー北斗」の放送前に使用されるチャイム1
「スー パー北斗」の放送前に使用されるチャイム2
スーパー北斗で使用されているチャイムです。1 の方は自動放送 の枕についているもので、2 の方は終着駅に到着する時に流され る車掌さんが行なう放送の前後に流されるものです。スーパーお おぞらでも同じ旋律のメロディを使用していたのは確認している のですが、まったく同じものかどうかまでは確認できませんでし た ;-)
エンジンの出力がすさまじいので、良く聞いてみると後でエンジ ンが唸っているのがわかります。
785 系(スーパーホワイトアローに使用されている車輛)のチャイ ム 1
785 系(スーパーホワイトアローに使用されている車輛)のチャイ ム 2
スーパーホワイトアロー号で録音したものです。出発時に 1 の方 のチャイムを鳴らし、到着時に鉄道唱歌を使用した 2 の方をなら します。ちなみに、2 の方は 5 年前に聞いて以来ずっと頭にあっ たのですが、やっと録音することが出来ました :-)
チャイム 1 の方って、もしかすると国鉄気動 車用のオルゴールを編曲したものなんでしょうか?。なんと なくメロディが共通しているような気がするのですが。

JR 東日本

JR 東日本も色々新車をつくったりしている関係上チャイムも色々ある可能性 が高いのですが、乗車しているのは、以下の列車だけなので、一際寂しくなっ ています :-)
「はつかり」 号で使用されているチャイム
盛岡から青森や函館までを結んでいる「はつかり」号に使用されてい るチャイムです。(やっぱり北海道に行く時に使った)5 年前は鉄道唱 歌を利用したものだったので、その間に更新が行なわれたようです。
多分、北海道新幹線が開通するまで、そう時間もないということで新 車の投入を見送り、代りにアコモデーションの変更を行なって陳腐化 を防ぐという方針を JR 東日本がとっているという話を鉄道ジャーナ ルで以前読んだのですが、このチャイムもその改善の一環なんでしょ うね。
たしかに、トイレとかも綺麗に整備されているのは見ていて感じがよ かったですね。とにかく、あと一頑張りというところなんでしょう。

JR 東海

特急あさぎり5号でならされ るチャイム(あおちゃん@東京BBSさん)
小田急とJR東海御殿場線にまたがって運転されている特急あさぎり 5号の 車内でならされるチャイムです。これは小田急の編成です。ちなみにあさ ぎり号といえば小田急の SE 車が最後まで走った列車ですね。
特急東海号で横浜・ 東京接近時にならされるチャイム
96 年 3月ダイヤ改正で登場した特急東海号でアナウンス前にならされ る時のあるチャイムです。実はこれJR東海の在来線特急で共通で使用さ れるものだったのですね。実は社歌なのかな?
ちなみに、これは静岡用宗の某社を訪れた帰りに乗車した車内でとった ものです。いや、これを収録した時期は疲れてました。

JR 西日本

関空快速アナウンス前チャイム(長いもの)
関 空快速アナウンス前チャイム(短いもの)
京橋〜関西空港までを結んでいる「関空快速」で使用されているチャイム です。長いものは、始発時と終着駅の前で流される放送で使用され、短 かいものはその他の放送時に使用されているようです。

ちなみにこの列車、快速と名乗ってはいますが、環状線でも阪和線でも ダイヤの隙間に押し込められたようなダイヤらしく、ちんたらちんたら 走る列車でした。阪和線内は昔からの筋を使っているは ずなんですが…


JR 九州

特急つばめ号の車内チャイム (肉声アナウンス前)(あさぎり@東京BBSさん)
特急つばめ号の車内チャイム(自動放 送前)(あさぎり@東京BBSさん)
このチャイムの区別については樋田 史郎さんから教 えていたきました。
九州のキ ハ 185 系で使用されるチャイム
JR 九州に転属したキハ 185 系で使用されるチャイムです。これ以外 の車輛では使用されていないようです。
JR 九州キ ハ200系(「赤い快速」で録音)
筑豊・篠栗線を走行しているキハ 200 系使用の「赤い快速」で収録し たものです。普通、こういう普通列車用に用いられる新車にはチャイ ムが付いていることは稀なんですが、この車にはチャイムが付いてい るんですね。それだけ、会社のこの列車にかける気概が高いのかもし れませんね。
JR 九州内の特 急の自動放送のさい用いられるメロディ
JR 九州では、ハイパーサルーンや「つばめ」型車輛では案内放送が自 動放送で行なわれるものがあります。駅に到着する前や、始発駅発車 前の案内などで自動放送が行なわれるのですが、その放送が始まる前 に鳴るメロディがこのメロディです。
ハイパー サルーンで使用される放送用メロディ
「つばめ」 型車輛で使用される放送用メロディ
「ソニッ ク」型車輛で使用される放送用メロディ
以上のものはマイクを使って案内放送を行なう時にその前後などで流 すものです。全部メロディの旋律自体は同じなのですが、トーンやテ ンポが微妙にそれぞれ異なっています。これは録音をして聞き比べる まで気が附きませんでした :-)
たかだが、一週間程度でこれだけのメロディを集めることが出来たの は「九州ワイド周遊券」を利用出来たことが大きく貢献しているので すが、これらワイド周遊券が、制度変更の関係から大きく利用出来る 期間が短縮されたり、実質的な値上げが行なわれてしまうのは非常に 残念です。
たしかに今回のように「九州ワイド周遊」を使った時の JR 九州の配 分には改善すべき点があるのは事実だったんでしょうけど。

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Last modified: Sat Oct 24 20:21:22 1998 by ueta@pixy.issp.u-tokyo.ac.jp